バッファロー(BUFFALO)の無線関連製品にはどんなものがある?

バッファロー(BUFFALO)の無線関連製品にはどんなものがある?

パソコン周りの接続には有線と無線の2つの種類があり、無線化することによってデスクの周りをすっきりとさせることができます。

そんなパソコンの周辺機器の無線接続のための機器を多く販売している会社の1つとして、バッファロー(BUFFALO)があります。
ここでは、BUFFALOの無線関連製品について紹介します

BUFFALOはどんな会社?

BUFFALOは名古屋に本社を置き、幅広いパソコン用品を取り扱っている会社です。 その歴史は古く、1975年にメルコという会社としてスタートしました。この頃はパソコン用品の会社ではなく、音響機器メーカーとしての創業でした。

その後パソコン関連の機器の製造販売に参入したのは1981年頃のことです。
次第にパソコンがビジネスで使用されるようになってきた時期に合わせたものでした。

それから8年後、1989年、BUFFALO PRODUCT.INCを設立し、これが現在のBUFFALOに繋がっています。
それ以降もBUFFALOは手広くパソコン用品を取り扱い、無線用品やハードディスクなど、様々なものが購入できます。
現在は同じくパソコンの周辺機器メーカーであるアイ・オー・データや、エレコムなどとシェアを争っています。

特にBUFFALOに強みがあるのは、ハードディスク類や無線機器、ルーターなどの分野です。
これらの分野では2009年のBCN AWARDで第一位を獲得しており、現在もそういった信頼性に裏打ちされたシェアを獲得しています。

このBCN AWARDというのは、全国の量販店のレジのデータを元にして集計したランキングから受賞を決めるというものです。
そのため、信頼の置けるデータが背景にある賞となっています。

BUFFALOのWi-Fiルーター

BUFFALOが得意としている製品分野の1つとして、最初に紹介するのはWi-Fiルーターについてです。
まず、そもそもWi-Fiルーターというのがどのようなものなのかを紹介します。

ルーターというのは、インターネット接続のために必要となるモデムや光終端機器に接続して使用される機器です。
有線で1つの機器に対してのみインターネット接続を行いたい場合には必ずしも必要なものではありません。

しかし、複数の機器に対して接続を行いたい場合には分岐の役割として必要となります。
その機能に加えて、Wi-Fiによって無線接続を可能としているのがWi-Fiルーターです。

パソコンに対する接続だけではなく、スマートフォンやタブレットのような携帯端末に対する接続を行う上でも便利です。

このWi-FiルーターはBUFFALOだけではなく、エイスース(ASUS)や日本電気(NEC)などからも販売されており、競争の激しい分野です。
そんな中で、BUFFALOのWi-Fiルーターが持っている強みはどの様な部分にあるのでしょうか。

BUFFALOのWi-Fiルーターの強みは、様々な層に向けて幅広い製品を販売しているという点です。
いわゆるライトユーザー向けの、リーズナブルに購入できるタイプのものもあれば、法人環境で使われるタイプもあります。
自分がどのように使用したいのかに合わせて幅広い選択肢の中から選ぶことができるのが強みです。

例えば、自宅で気軽にインターネットサーフィンを楽しみたいという人向けのものあれば、会社でビジネス環境を作りたい人向けのものもあります。

また、パソコンに向けて接続をしたい場合と、スマートフォンやタブレットのような携帯端末に接続をしたい場合の両方に対応しています。

国内シェアの高さからレビューなどの情報を入手しやすく、良いものなのかどうか事前に調べやすいというのも魅力の1つとなっています。

BUFFALOのWi-Fiアダプター

BUFFALOが得意としている周辺機器として、次に紹介するのはWi-Fiアダプターについてです。
Wi-Fiルーターが送信機としての機能を持っているのに対して、このWi-Fiアダプターは受信機の役割を持つものです。
パソコンに接続することで、Wi-Fiルーターから送信される電波を受信し、無線での接続ができるようになります。

Wi-Fiアダプターも、BUFFALOだけではなく、TechkeyやTPリンクなどの会社から販売されています。
そういった中でBUFFALOが強みとしているのは、タイプが豊富であることです。

Wi-Fiアダプターには、指先に乗るような小型のタイプと、アンテナを伸ばすことでより受信性能を高めることができる大型のタイプとがあります。
BUFFALOではこの両方とも取り扱いがあるため、パソコンの設置位置とWi-Fiルーターとの距離関係などから、適切なものを選ぶことができます。

短距離で使用したい場合には受信性能はそれほど高いものでなくて問題ないため、小型のもので事足ります。
これが中長距離になり、ルーターが指定している接続範囲のギリギリのような場所になると、無線の安定性を高められるようなアダプターが有用です。

ここで言う短距離というのは、同じ室内で使用するような場合のことです。
対して中長距離というのは、違う部屋や、違う階に対して接続を行いたい場合のことを指しています。

状況にあわせて選択することができるのが強みです。
加えて、国内メーカーであるためにサポートを受けやすいというのも魅力の1つで、パソコンにあまり慣れていない人でも使いやすいでしょう。

BUFFALOのWi-Fi中継機

BUFFALOの得意とする無線機器として、3つ目に紹介するのはWi-Fi中継機についてです。
Wi-Fi中継機というのは、Wi-Fiルーターから受信機までの距離が多く、接続が難しいような場合にそれを中継するための機器です。
つまり、Wi-Fiルーターの接続範囲を拡張するためのものと考えていただければわかりやすいでしょう。

また、距離としてはそれほど離れていない場合でも、遮蔽物があることで届きにくいというような環境となっていることもあります。
例えば3階建てのような住宅で、1階から3階に接続したいという場合、このような状況は発生しやすくなります。

こういったときに、階段にWi-Fi中継機を接続することで、遮蔽を迂回して接続ができるようになります。

Wi-Fiの中継機は、BUFFALOのほかにアイ・オー・データやエレコムなどから販売されています。
こういった中でBUFFALOの機器が優れているのは、ラインナップの豊富さです。

低価格帯のものから、高品質帯のものまで選ぶことができるようになっているため、ニーズにあわせて選択できるという強みがあります。

低価格帯のものとしては、5,000円前後から購入できるタイプが用意されています。
対して高品質帯のものとしては、価格こそ12,000円前後と高くなります。
ただし、スマートフォンの専用アプリから適切な設置場所を測定できるような仕組みが用意されており、より使いやすくなっています。

また、電源供給の方法やポートの有無などの面でもラインナップが豊富であるため、使用用途からの選択にも強みがあります。

BUFFALOの法人向け無線機器

BUFFALOは個人向けの機器だけではなく、法人向けの無線機器も幅広く取り扱っています。
BUFFALOが取り扱っている法人向けの無線機器としては、以下のようなものがあります。

・管理機能付きのアクセスポイント
・法人向けのWi-FIオプション
・フリースポット

管理機能付きのアクセスポイント

管理機能付きのアクセスポイントは、学校や公共施設などで使用されていることが多いものです。
アクセスポイントというのは、パソコンなどの端末を他のネットワークに対して接続するための機器のことを言います。
施設全体の無線接続を統合管理できるような仕組みが用意されているものが多いのが特徴です。

また、BUFFALOのアクセスポイントには緊急時モードが搭載されているものがあります。

災害などが発生した際にこのモードをオンにすることで、避難者に対して認証不要で使用できる公衆アクセスポイントとして機能させることができます。

法人向けのWi-FIオプション

法人で無線を使用する場合、家庭で使用する場合に比べて長距離を接続する必要が多い傾向があります。
そういった場合に遠い場所に対して接続ができるようなオプション機器がBUFFALOでは多く扱われています。

例えば、隣り合うビルとビルの間を同一の無線ネットワークで繋ぐための屋外用アンテナ等が挙げられます。
これに対応した受信機器なども併せて販売されているため、これらを使うことでより広い範囲をネットワークに収めることができるようになります。ネットワークを分割しないことで一括管理が行いやすくなるという点でも、法人向けに強みがあります。

フリースポット

BUFFALOの法人向け無線機器として最後に紹介するのは、フリースポットについてです。
フリースポットは、公共施設や店舗などで、来場者向けに自由に使用できるインターネット接続を提供するための機器です。

昨今ではスマートフォンを外で使用する方も多いため、こういった形でWi-Fi環境を提供することは施設の利便性向上に繋がります。
小型店舗向けのものから大型施設向けのものまであるため、使用したい場所の範囲にあわせて使用できます。

BUFFALOの無線に関するまとめ

BUFFALOは様々な分野において、幅広いニーズに応えることができるようなラインナップを揃えることに強みがあるメーカーです。

今回は特にその中から無線製品をピックアップして紹介しましたが、ハードディスク分野などでも強みがあります。

様々な場面で使用できるため、必要機器がある時にはBUFFALOで探すと見つかる可能性が高いでしょう。

※記事内の商品価格は弊社にて確認した時点の価格を表記しております。金額や内容の詳細は公式サイトをご確認ください。

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