違いがわからない「パソコンのメモリ問題」を解決します|メインメモリ、ストレージメモリ、キャッシュメモリって何?
メモリー
メモリとは、CPUの作業領域を広げるための大切な部品です。メモリの容量が高ければ高いほどパソコンの使用が快適になります。また、メモリ容量が低いと作業領域が狭まるため、CPUの活動やパソコンでのアプリケーションの使用が制限されてしまいます。
メモリを作業台、CPUを作業する人、ハードディスクを本棚や引き出しと例えられるように、メモリはパソコンにとって作業台に当たる部分です。なのでこの作業台の広さ(メモリ容量)が狭い(低い)と、作業をする人(CPU)の活動が狭くなり、円滑に行動できなくなってしまいます。また作業台が狭いと、本棚や引き出し(ハードディスク)にしまってある本や道具(データやアプリケーション)を作業台に置くことができなくなってしまいます。
さらにこの作業台が壊れてしまうと、作業する人は活動が本棚から本を出すことや、引き出しから本を出すことができなくなってしまいます。
このため、メモリ不足やメモリに不具合があると、パソコンは正常に動作をすることができなくなってしまいます。メモリ不足であればメモリの増設で事足ります。ですがメモリの故障があった場合、交換が必要になってきます。メモリが故障していると、「パソコンが起動しない」「パソコンの電源が切れる」「フリーズする」「エラーメッセージが表示される」といった障害が生まれます。