おすすめの無線ヘッドホン3選!選ぶ方のポイントまで徹底解説

おすすめの無線ヘッドホン3選!選ぶ方のポイントまで徹底解説

有線ヘッドホンを使っていると、コードが邪魔になる時ってありますよね。コードが絡むと使う時にイライラするし、断線の原因にもなります。そんな有線ヘッドホンのコード問題にイライラしているあなたには、無線ヘッドホンがおすすめです。無線ヘッドホンには、有線ヘッドホンにはない機能が豊富です。
この記事では、無線ヘッドホンの概要と選び方のポイント、おすすめの製品などを紹介しています。メリット・デメリットも解説してるので、是非参考にしてください。

無線ヘッドホンとは

無線ヘッドホンとは、コードレスで利用できるヘッドホンのことです。無線通信で音を運ぶため、離れたところでも利用できます。音楽以外でも、テレビ・ゲーム・ビデオ鑑賞などに利用可能です。

無線ヘッドホンのメリット・デメリット

メリット

・コードが絡まらない

・断線の心配がない

・離れたところでも利用できる

・タッチノイズがない

無線ヘッドホンはコードがないため、断線の心配がありません。収納や取り出しも簡単です。離れたところでも利用できるので、ハンズフリーで汎用的な操作が可能です。コードが服などに触れることで発生するタッチノイズに悩まされることもありません。

デメリット

・充電しなければ使えない
・音質が劣化する場合がある
・音切れ・音飛びなどが発生することがある

無線ヘッドホンは通信に電力を使うため、充電しなければ使えません。充電が少なくなると通信が不安定になることもあります。一般的に3時間~5時間の充電時間が必要です。
音源となるデバイスと無線ヘッドホンの相性が悪いと、音質が劣化することもあります。高音質な有線イヤホンから乗り換える方は特に注意してください。高音質な無線ヘッドホンをお探しなら、LDACやaprX対応のものがおすすめです。

無線ヘッドホンは通信が命です。人や建物などの遮蔽物があると、通信が遮られ音切れ・音飛びの原因になります。人の多い都心部で使うときは注意しましょう。また、送受信の速度に問題がある場合は、音ズレが生じる場合もあります。

無線ヘッドホンの選び方

音質

無線ヘッドホンを選ぶときに重要なのが音質です。無線ヘッドホンの音質は、「ハウジング」「対応コーデック」「ドライバー」などで決まります。
ハウジングは無線ヘッドホンの耳あて部分のことです。対応コーデックは、音質にそのまま直結する重要な要素です。ドライバーはスピーカー部分の大きさで、本質を考えるなら口径40mm程度がよいとされています。

形状

無線ヘッドホンは耳を塞がないものや、肩にかけるものなど、さまざまな形状のものがあります。家事・運転中・通勤など、利用シーンに合わせて使い分けることが大切です。

通信規格

無線ヘッドホンの通信規格は、赤外線・無線・Bluetooth方式が採用されています。

Bluetooth方式

最も実用的な無線ヘッドホンの通信規格です。ほどよい価格帯で多くの機器に搭載されています。最近は、スマートフォンとペアリングすることも可能です。

赤外線方式

赤外線を利用するタイプの無線ヘッドホンです。タイムラグが生じにくいですが、有線よりも音質が劣化しがちです。光が届かない環境だと、音切れなども発生します。特に電子機器の近くでの利用では注意が必要です。無線距離も短いため実用的とは言えません。

25GHzデジタル方式(無線)

30mほどの距離にも対応する通信規格です。値段が高くタイムラグも生じやすいのが特徴で、最も性能が高い無線ヘッドホンになります。

フィット感

無線ヘッドホンのフィット感を決めるのが「ハウジング」です。ハウジングとは、無線ヘッドホンの耳あての部分のことをいい、イヤーカップとも呼ばれます。フィット感に直結する重要なファクターです。「プラスチック」「アルミ」「真鍮・ステンレス」などの素材が利用されています。
一番安価なのがプラスチックです。高音・低音が削られるため、全体的に音が細くなりますが、コストを抑えるのに有効です。アルミはプラスチックより高音域に対応してますが、軽めの音になります。高音域を重視したい方は、真鍮・ステンレスがおすすめです。
また、ハウジングには「オープンエア型」と 「クローズド型」があります。オープンエア型は密着性を低くしたもので、クローズド型は耳を完全に覆うタイプです。クローズド型の方が密着性が高く長時間の着用に耐えられないと言われています。

対応コーデック

コーデックとは、無線ヘッドフォンで通信するときの圧縮方式のことです。コーデックことに音質が遅延速度に違いがあります。
コーデックの品質順
1.LDAC
2.aptX
3.AAC
4.SBC

最も音質がよく遅延が少ないのは「LDAC」です。とはいえ、LDACを搭載した無線ヘッドホンを選べばよいのかと言うと、そうでもありません。コーデックを選ぶときは、デバイスなどの送り手側のコーデックも考慮しなくてはなりません。対応コーデックが書かれてないものは、SBCと考えてよいです。汎用的に利用するなら、AAC以上がおすすめです。

SBC

一般的な無線ヘッドホンに搭載されている通信規格です。汎用性が高く、どんな機器にも利用できます。ただし圧縮率が高いため、高音質重視の方には向きません。

AAC

iPhoneなどのiOSに搭載されている通信規格です。SBCよりも送信のタイムラグが少なく、高音質を楽しめます。

LDAC

最も高品質なコーデックで、ハイレゾ音源などの高音質に対応するモデルです。2015年1月にソニーによって開発されました。

aptX

Android系のデバイスに搭載されている通信規格です。圧縮率が低く、高音質な動画なども楽しめます。

機能面

無線ヘッドホンには、色々な機能が搭載されています。便利さにこだわるなら、「連続再生時間」「ノイズキャンセリング」「ハイレゾ音源」「折りたたみ」「防水」機能などがおすすめです。

屋外・屋内にこだわらず利用したいなら、8時間以上連続再生できるものを選びましょう。8時間以上つかえれば、バッテリー残量を気にすることなく楽しめます。
騒音の多い地域で利用するなら、ノイズキャンセリング機能付きのものがおすすめです。周りの音をシャットアウトしてくれるので、クリアな音質を楽しめます。ただし、耳に負担がかかるため、長時間の利用はできません。高音質重視な方は、ハイレゾ音源対応のものがおすすめです。

無線ヘッドホンを選ぶときのポイント

利用シーン

通勤・通学

無線ヘッドホンなら、自転車通勤や満員電車の中でも快適に利用できます。通勤客の鞄にコードが引っかかることもありません。コードを折りたたむ必要がないため、使い終わった後も楽に収納できます。

テレビ視聴

テレビやビデオ鑑賞などに利用する場合は、音質重視の無線ヘッドホンがおすすめです。大型モデルなら、音の奥行きやスケール感も楽しめます。ハイレゾ音源に対応しているものなら言うことはありません。

ゲーム

ゲームの試聴に利用する場合は、遅延に強い「aptXコーデック」がおすすめです。性能が低いものだと、音ズレが生じます。

メーカーで選ぶ

有名なメーカーのものは、高品質なものが揃ってます。何を選んでよいかわからない方は、メーカーから選ぶのもおすすめです。

オーディオテクニカ(audio-technica)

国内を代表するヘッドホンメーカーで、幅広い価格帯の無線ヘッドホンが販売されています。高音を重視したものが多く、幅広いジャンルの音楽に対応可能です。国内ヘッドホンメーカーとしては珍しい開放型も販売してます。

ソニー(SONY)

国内を代表する大手電子機器メーカーです。ハイレゾ音源など、高音質重視の無線ヘッドホンをリリースしています。 クリアで高音質な無線ヘッドホンをお探しの方におすすめです。

ボーズ(Bose)

スピーカーやヘッドホンを制作している音響メーカーです。重低音・中音域など、汎用性の高い無線ヘッドホンが販売されています。

ビーツ(Beats)

重低音に強い無線ヘッドホンを多く販売しているメーカーです。Apple製品と相性がよいといわれています。おしゃれでスタイリッシュなデザインが多く、ファッションアイテムとしても利用できます。

ゼンハイザー(SENNHEISER)

40年以上の歴史を持つドイツの老舗音響機器メーカーです。高価格帯の商品が多く、繊細で滑らかな音質を楽しめます。クラシック音楽など、アコースティック系のサウンドとの相性が抜群です。

パイオニア(Pioneer)

国内初のダイナミック型スピーカーを開発したことで有名な、老舗オーディオブランドです。ヘッドホンメーカーとしても優秀で、幅広い価格帯の無線ヘッドホンをリリースしています。

試聴して音質を確かめる

無線ヘッドフォンを選ぶ時は、実際に試聴してみることをおすすめします。実際に試聴することで、音質やフィット感を確かめることができます。どんなに高音質でも、フィット感が悪ければ長時間利用することはできません。ゲームなどに利用するなら、遅延速度なども重要です。自分の利用シーンに合わせて、最適なものを選んでください。

おすすめ無線ヘッドホン3選

ここでは、おすすめの無線ヘッドホンを3つ紹介していきます。

パイオニア Pioneer SE-MS7BT Bluetoothヘッドホン 密閉型/ハイレゾ対応(コード接続時) ブラウン SE-MS7BT-T 【国内正規品】

・特徴:ハイレゾ再生対応、口径40mm、低域から中高域まで広範囲をカバーしている
・充電時間:約4時間
・連続駆動時間:最大12時間
・Bluetoothバージョン:要問い合わせ
・対応コーデック:aptX、AAC
・重量:290g

パイオニアの密閉型無線ヘッドホンです。レトロでモダンなデザインをしているため、ファッションアイテムとしても利用できます。NFC機能も搭載しており、最大8台までペアリング可能です。幅広い厚めのヘッドバンドクッションを採用しており、高いフィット性も実現しています。

ソニー SONY ワイヤレスヘッドホン 重低音モデル MDR-XB650BT : Bluetooth対応 折りたたみ式 ブラック MDR-XB650BT B

・特徴:値段が手頃な折りたたみ式無線ヘッドホン
・充電時間:約4時間
・連続駆動時間:約30時間
・Bluetoothバージョン:要問い合わせ
・対応コーデック:要問い合わせ
・重量:要問い合わせ

折りたたみ式で収納性に優れた無線ヘッドホンです。ベースブースターを採用することで、圧倒的な量感の重低音サウンドを実現しています。スイーベル機構になっているため、持ち運びも楽チンです。高い気密性と装着感もあいまって、抜群のフィット感になっています。

オーディオテクニカ Bluetooth対応ワイヤレスヘッドホン(ブラック)audio-technica ATH-WS990BT BK

・特徴:ノイズキャンセリング、ヒアスルー機能付き。有線、無線兼用。
・充電時間:要問い合わせ
・連続駆動時間:約30時間
・Bluetoothバージョン:要問い合わせ
・対応コーデック:要問い合わせ
・重量:要問い合わせ

キレのある重低音が魅力的な無線ヘッドホンです。硬度が異なる二つのクッション素材をつかうことで、フィット感を向上させています。ヒアスルー機能を搭載しているため、屋外での利用中でも人の声にフォーカスを当てて外部音を取り込めます。有線接続時はハイレゾ音源も楽しめます。

無線ヘッドホンの選び方まとめ

無線ヘッドホンを選ぶ時は、音質はもちろんのことフィット感も重視しましょう。ハイレゾ音源に対応していても、フィット感が悪ければ満足にサウンドを楽しめません。利用シーンに応じて、必要な機能を搭載しているものを選ぶことが大切です。

※記事内の商品価格は弊社にて確認した時点の価格を表記しております。金額や内容の詳細は公式サイトをご確認ください。

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