ワイヤレスマウスを特徴で選ぶ ワイヤレスマウスの選び方を紹介

ワイヤレスマウスを特徴で選ぶ ワイヤレスマウスの選び方を紹介

皆さんはワイヤレスマウスをお使いでしょうか?
ワイヤレスマウスには有線マウスにはないメリットがあり、ワイヤレスマウスの特徴を知ることで、パソコンを快適に使いこなす手助けにもなってきます。
ここでは有線マウスをお使いの方を対象に、ワイヤレスマウスの特徴や選び方を紹介していきます。

ワイヤレスマウスとは

ワイヤレスとは「Wireless=無線の」という意味を表す英単語になり、文字通りワイヤレスマウスは無線のマウスとなります。

有線マウスはケーブルを使ってパソコンのポートと接続して使用しますが、マイヤレスマウスはケーブルでなく受信機やBluetoothでパソコンと接続して使用します。
つまりワイヤレスマウスとはケーブルのついてないマウスの総称です。

現在このワイヤレスという表現は電気機器に多く使用されており一例をあげると
・ワイヤレスマイク
・ワイヤレスキーボード
・ワイヤレスモデム
・ワイヤレス機器
・ワイヤレスマウス
などがあります。

電気機器は有線式の場合、ケーブルが絡まったり引っ掛かったりといった、物が増えるにつれケーブルが邪魔になってくる点がネックです。
この部分を解消するために現在では多くの電気機器のワイヤレス化が進んでいます。

マウスといえばケーブルのある有線マウスを使い続けている人も多いと思います。
そもそもワイヤレスマウスが一般に普及したのは、2000年以降の最近の話ですので、まだまだワイヤレスマウスの良さは多くの人に知られていないのが現状です。

ですがワイヤレスマウスを使うことで、上述の通りケーブルが邪魔になるというネックが解消されるだけでなく、他にも様々なメリットの恩恵を受けることができます。

では有線マウスを使っている人がワイヤレスマウスを使うことでどんなメリットがあるのでしょうか?

ワイヤレスマウスにするメリット

①省スペース化が可能
②携帯性がよく持ち運びに便利
③ケーブルの煩わしさが解消される

有線マウスからワイヤレスマウスにすることでこのようなメリットがあります。
では具体的に紹介していきましょう。

・ワイヤレスマウスで机の上を有効活用
ワイヤレスマウスにすることで、有線マウスのケーブルに占領されていた机の上のスペースをさらに有効活用することが可能になってきます。

これはパソコン使用中に限らず、パソコンを使用していないときも、マウスを机から片付けてしまえば、使用していないときも机のスペースを有効活用することができます。
有線マウスを使用していて、机の上の散らかり具合が気になっている人は、ワイヤレスマウス導入を検討してみましょう。

携帯性の良さはノートパソコンとの相性抜群

ワイヤレスマウスはケーブルがないため、単体で手軽に持ち運びが可能で、特にノートパソコンと併せて使用することで、さらに持ち運びやすさが向上します。

例えばノートパソコンをカバンに入れて運んでいる人であれば、カバンの中でケーブルが複雑に絡み合っていた経験があるのではないかと思います。
こういった持ち運びの際にマウスケーブルのトラブルから解消されるため、ノートパソコンに有線マウスを使用している人は、ワイヤレスマウスを検討してみましょう。

ケーブルの煩わしさが解消されストレス減少

有線マウスを使っていると、ケーブルの引っかかりや、ケーブルがテンションで自然に引っ張らるといった現象にストレスを感じる人も多いのではないかと思います。
こういった現象を無くすために、マウスケーブルを適度な長さにまとめる専用の器具もパソコン機器メーカーから販売されています。

ですがそもそもワイヤレスマウスでは、この現象が起こることもありませんので、ケーブルの煩わしさにストレスを感じることなくパソコンを使うことができます。

ワイヤレスマウスのデメリット

上記ではワイヤレスマウスのメリットを紹介しましたが、当然ワイヤレスマウスを使うことで生じるデメリットもあります。
ワイヤレスマウスのデメリットとしては
①有線マウスと比べると割高
②電池の消耗が気になる
この2点です。
では具体的にデメリットを解消するにはどうしたらよいでしょうか。

マウスに高性能を求めるのであれば有線タイプを利用しよう

2000円以下の低価格帯のマウスであれば、金額の差はあまり目立った開きはありませんが、マウスの性能が高くなるにつれて、ワイヤレスマウスのほうが高額になります。

具体例としてロジクールのゲーミングマウスG500・PROシリーズを見てみると

有線タイプ ワイヤレスタイプ
Logicool G500シリーズ G502HERO ¥9617 G502LIGHTSPEED¥18064
Logicool PROシリーズ G-PPD-001r ¥7130 G-PPD-002WL ¥18380

※料金は2019年5月時点での金額です。
引用元:Amazon及びLogicool公式HP

https://www.amazon.co.jp/dp/B07RR94VQT

https://gaming.logicool.co.jp/ja-jp

https://gaming.logicool.co.jp/ja-jp/products/gaming-mice/pro-wireless-mouse.html

このように高額モデルとなると金額面に倍以上の差が出てきます。
マウスに高性能のスペックを求めるのであれば、ワイヤレスタイプよりも有線タイプのマウスのほうが、コストパフォーマンス面でなにかとお得です。

・電池の消耗が気になる人は充電式を選ぼう
ワイヤレスマウスの電源は大部分が乾電池を使用し、乾電池の寿命が切れると使用することができなくなるため、急な場面では思わぬトラブルにもなりかねません。

基本的には乾電池で長時間の駆動に耐えられる仕様になっていますが、電池交換という煩わしい
作業はどうしても忘れがちになってしまいます。

パソコンからUSB接続でバッテリーに充電するワイヤレスマウスもあるため、電池の消耗が気になる方は、バッテリー充電タイプのワイヤレスマウスを選択しましょう。

ワイヤレスマウスの接続方法

2019年現在ワイヤレスマウスの接続方法は
・受信機を使った2.4GHz無線タイプ
・Bluetooth接続
この2つが主流です。

①2.4GHz無線タイプのメリット
ワイヤレスマウス購入時に付属されている受信機を、パソコンのUSBポートに接続し、マウス本体の電源をオンにすることで接続が完了します。

受信機をパソコンに接続するだけで簡単に使用することが可能で、後述するBluetooth接続不可のパソコンでも使用できる点が2.4GHz無線タイプのメリットです。

ただし受信機はマウス毎にIDが設定されているため、受信機を破損・紛失してしまうと使えなくなる点には注意しましょう。

②Bluetooth接続のメリット
パソコンに搭載されているBluetooth機能を使って、マウスとパソコンをペアリングし接続することで使用可能になります。

パソコンにBluetooth機能が搭載されていることが前提になりますが、ない場合でも専用のBluetoothアダプターを購入することで使用は可能です。
2.4GHz無線タイプと違いUSBポートを使用しないためUSBポートを有効活用できる点や、スマホやタブレットでもBluetooth接続で使用できる点が、Bluetooth接続のメリットです。
パソコンにBluetooth機能が搭載されていない場合は、別途アダプターの購入が必要になるため、事前にお使いのパソコンがBluetoothに対応しているかはチェックしておきましょう。

Bluetooth接続はマウスやOS毎に接続方法が異なり手間がかかることもあります。 パソコン知識があまりなく面倒な接続が苦手な方は、2.4GHz無線タイプのワイヤレスマウスを選びましょう。

ワイヤレスマウスの選び方

ワイヤレスマウスは種類が豊富でマウス毎に特徴があります。
一例をあげると
・金額が安い
・電池不要のバッテリー充電式
・Bluetooth接続に対応
・薄型タイプ
・静音タイプ
・サイドボタンがたくさんある
などです。

①金額で選ぶ
ワイヤレスマウスはメーカー汎用モデルであれば1000円を切る金額で購入可能です。 マウスに機能を求めていない人やお金を使いたくない人は、金額面からワイヤレスマウスを選んでみましょう。

②給電方法で選ぶ
ワイヤレスマウスの電源は電池・バッテリーの2つがあり、電池式の場合交換が必要ですが、バッテリー式の場合は電池交換の手間を省くことができます。
電池の交換の手間が面倒に思う人は、バッテリー式のワイヤレスマウスを選びましょう。

③接続方法で選ぶ
お使いのパソコンがBluetooth機能を搭載していない場合、Bluetooth接続のワイヤレスマウスを選ぶと、専用のアダプターが必要になるため割高になってしまいます。 マウス接続方法の違いは場合によってはデメリットにも成りかねないため、事前によく調べた上で選びましょう。

また接続方法に迷ったら2.4GHz無線・Bluetooth両方の接続タイプに対応しているワイヤレスマウスを選ぶのも選び方の1つです。

両方の接続タイプ対応のワイヤレスマウスであれば、もしBluetooth接続が使用できないときにも、2.4GHz無線接続でマウスを使用することが可能になります。

④ワイヤレスマウスの個性的な特徴で選ぶ
マウスを外出先などに頻繁に持ち運ぶ人は、薄型タイプのワイヤレスマウスを選ぶと、小物入れなどにも収納できるため大変便利です。
マウスのクリック音が気になる人は、静音タイプのワイヤレスマウスを選ぶとクリック音が静かで快適に使用することができます。
マウスのサイドボタンを頻繁に活用する人は、ワイヤレスマウスのサイドボタンの数や位置が非常に重要です。

サイズや機能性などの個性的な特徴を重視し、より使用目的に応じたワイヤレスマウスを選んでみましょう。

このようにワイヤレスマウスの選び方には色々あります。
まずは金額・給電方法・接続方法などの特徴を踏まえた上で、サイズや機能性といったマウス毎の個性的な特徴を理解しワイヤレスマウスを選びましょう。

サイドボタンを活用した作業効率化のやり方

皆さんはマウスのサイドボタンを上手く活用されていますか。
初期設定では「進む」と「戻る」が設定されていることが多いサイドボタンですが、自分で好きなキーにカスタマイズすることが可能です。

サイドボタンにキーボードのキーを割り当てることのメリットは、
・マウス1つで特定の作業を完結させることができる
・ワンクリックで作業を完結させることができる
この2点です。
ではこの2点を踏まえオススメのキー割り当てをいくつか紹介します。

①Enter・Escキーを割り当てる
キーボード操作で頻繁に使用するこの2つのキーを割り当てておくと、様々な場面にマウス操作1つで作業を完結させることができます。
入力確定に使用するEnterキーと、キャンセルに使用するEscキーとセットにすることで、ダイアログボックス内の選択を一瞬で終わらせることができるため非常に便利です。

②コピー・貼り付けを割り当てる
範囲指定した後に右クリックでコマンドを開き、コピーや貼り付けを指定して左クリックすることで完結するこの作業が、マウス1クリックで完了させることができます。
オフィスソフトの編集だけでなく、インターネット閲覧の際にもコピー・貼り付けが活用できるため、使いこなせば便利なサイドボタン割り当てになります。

③特殊記号を割り当てる
オフィスソフトの入力作業の際に、特殊記号のショートカット入力を登録し、サイドボタンに割り当てることで、頻繁に使う特殊記号を簡単に入力できます。

例えば「○」「×」「①」「②」などの記号をショートカット登録しサイドボタンに割り当てておけば、上記の記号がキーボード入力を経由せずに可能になります。

よく使用する特殊記号をキーボード入力で行っている方は、サイドボタン登録に切り替えることで作業効率が向上します。

特定の作業をするにあたって、マウス→キーボード→マウスと、両者を頻繁に往復すると作業効率が下がる部分が、マウス1つですべて完結します。
またマウス1つで完結する作業でも、マウスの移動が必要になるため作業に時間がかかることもありますが、サイドボタンにキーを割り当てることで1回のクリックで完結させることができます。

ワイヤレスマウスを選ぶ際は、サイドボタンが付いているかどうかも選び方の1つです。 また有線マウスをお使いの方で、サイドボタン付きのマウスを使用していても、初期設定のまま使用している人は、この機会に是非サイドボタン割り当てを行ってみましょう。

※記事内の商品価格は弊社にて確認した時点の価格を表記しております。金額や内容の詳細は公式サイトをご確認ください。

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