dynabookのパソコンを購入したら確認したい!初心者に嬉しいサポートを紹介

dynabookのパソコンを購入したら確認したい!初心者に嬉しいサポートを紹介

1985年に世界で初めてA4サイズのノートパソコンを市場に出したdynabook。親会社が東芝からシャープに変わった今でも国内メーカーのパソコンの中では、安価で性能の良いパソコンを販売しているブランドとして人気です。

そんなdynabookですが、アフターサービスや修理に対するサポートは充実しているのでしょうか。今回は、dynabookのサポートサービスについてまとめてみました。

dynabookのパソコンのサポートサービスの特徴

参照:dynabook公式ホームページ

東芝のPC事業として、展開していたノートパソコンブランド「Dynabook」は、経営難により2018年6月にシャープに買収されました。ですが、東芝のパソコン事業をそのまま引き継ぎ2019年1月1日にシャープグループ傘下で、Dynabook株式会社として新しく生まれ変わりました。

今後は、個人向けPCだけでなく法人向けPCの海外販売に力を入れる予定で、ノートPCだけでなくデスクトップPCやサーバー用PCなどの販売も行っていくとのことです。今後の展開が楽しみですね。

そんな「dynabook」PCのサポートサービスは、東芝グループ傘下のときに作られたものをそのまま引き継いでいます。そのため、東芝製のパソコンを持っている人もDynabook株式会社製のパソコンを持っている人も同じサービスを受けることができます。

そんなdynabookのパソコンのサポートの特徴は、以下の2点になります。

● メーカー無償保証期間が2年のモデルがある
● 海外保証(制限付)がある

通常、パソコン購入時に付いてくる無償保証は1年であることが多いのですが、dynabookで販売されている製品を確認するとほとんどが2年保証となっています。無償保証期間が長いのは嬉しいですよね。

また、海外保証が付いているパソコンであれば、日本国外でもサポートを受けることができます。さらに嬉しいのは保証期間内であれば輸送費がかからないこと。さらに、中国以外であれば日本で修理してもらえるのも嬉しいポイントではないでしょうか。

この2つ以外にもdynabookのパソコンには様々なサポートサービスが用意されています。ここからは、dynabookのパソコンのサポートサービスについて紹介します。

購入前に受けられるサポート

dynabookでは、パソコンの購入を迷っている方や技術的なこと、操作の面で気になる方のために以下の2つの窓口を用意しています。

● dynabookあんしんさぽーと(電話サポート)
● メール(dynabook オンライン)

ここでは、それぞれのサービスについてご紹介します。

dynabookあんしんさぽーと

dynabookでは、日本国内で販売されているモデルについて、購入前に相談することができます。技術的なことを尋ねたい場合も、担当の技術者に電話をつないでくれるので安心です。受付時間は9:00から19時まで年中無休。連絡先は以下のようになっています。

《問い合わせ先》

[固定電話から] 0120-97-1048 (通話料無料)
[携帯電話・PHSから] 0570-66-6773 (通話料お客様負担)
[海外からのお電話や一部IP電話など]043-298-8780(通話料お客様負担)

メール(dynabook オンライン)

電話が苦手、商品詳細について書面で連絡が欲しいと言う方もいらっしゃいますよね。そんな方におすすめなのが、メールフォームでのお問い合わせです。WEBで365日いつでも、無料で何度も問い合わせできます。

メールフォームを送信後、3時間以内に受付確認メールが届きますので、忘れずに確認します。届かない場合は、メールアドレスに間違いがある可能性がありますので、もう一度フォームへ入力していただくか、dynabookあんしんさぽーとへ電話問い合わせをしましょう。

dynabookオンライン

パソコンの故障や修理に関するサポート

パソコンの電源が入らない、パソコンの動作が遅いなどパソコンの調子が悪いと故障なのかと思い心配になりますよね。dynabookでは、パソコンの故障や修理に関するサポートも充実しています。

自己診断Q&A

参考:dynabook 自己診断(Q&A)

パソコンの電源が入らない、パソコンの動作が遅くなったからと言って、必ずしも修理が必要だとは限りません。もしかすると、操作トラブルによって、パソコンが不調になっている可能性もあるからです。

dynabookでは、パソコンのトラブルに対して修理が必要か否かを判断するために自己診断Q&AというWEBページを設けています。ここでは、パソコンの状態を選択し質問に答えていくと、修理が必要か否かの判断ができるほか、トラブル解決の方法も教えてくれます。

PC-i-repairサービス

自己診断をしなくても修理が必要だと判断した場合は、WEBサイト上のPC-i-repairサービスを申し込んで、修理依頼をすることができます。また、さきほど紹介した電話サービスdynabookあんしんさぽーとでもPC-i-repairサービスの申し込みができます。

参考:PC-i-repairサービス

PC-i-repairサービスでは、無償・有償どちらの修理にも対応しており、以下の流れでパソコンの修理を行います。

《パソコンの修理の流れ》

1.修理のお申し込み(WEBまたは電話)
2.ピックアップサービスにて機器を無料にてお預
3.修理の見積り(有料修理の場合)
4.修理の支払い(有料修理の場合)
5.工場にて修理
6.修理の完了
7.機器の返却

有料修理となると、修理作業工賃(1時間以内の作業)だけでも¥13,000(税込¥14,300)。これに、もしメモリの交換が必要となった場合、¥8,040(税込¥8,844)の追加料金が必要となります。メーカーによる修理は高額になるとはいえ、1回の修理で20,000円以上かかるとなると、負担が大きいですよね。(2021年3月時点の金額です)

参考:dynabook修理 概算料金

メーカー保証期間が終わり、有料修理となった場合は弊社に依頼をするともっと安い費用で修理することができます。是非、お問い合わせください。

パソコンの故障に備えた有料サポート

先ほど説明したように、有料修理となると修理費用が高額になることが予想されます。dynabookには2年間の無償保証があるとはいえ、パソコンの寿命は平均5年。残り3年の保証があると安心できますよね。

dynabookでは、パソコンの故障に備え、メーカー無償保証期間を最大5年間まで有料で延長することができます。

延長保証の特徴は以下のようになっています。

《dynabookの延長保証》

● 保証期間中の修理費を100%保証
● 保証期間中の修理回数は無制限
● 延長保証の費用以外は修理費の自己負担ゼロ

他の国内パソコンメーカーでは、年数が経つにつれて保証割合が小さくなったり、修理の回数が決まっていたりするのが一般的です。dynabookでは、延長保証費用さえ払えば、期間内無償で何度も修理を受けられるのは魅力的ですね。

ただし、メーカー無償保証期間内であっても、以下の場合は有料修理となるので注意しましょう。

《有料修理となる故障》

● 落下、衝撃、水没など外的要因による故障
● 地震・台風・水害・落雷など自然災害による故障
● 異常電圧、使用の誤り、不注意により生じた障害による故障
● 消耗品類(バッテリーパックなど)の故障

自然災害や消耗品類の故障については、有料修理になるのは仕方ないとはいえ、落下や衝撃、水没などの故障はちょっとした気のゆるみで起きてしまいます。

そんな落下や破損、水没や落雷による故障も保証して欲しい場合は、購入後60日以内であれば、dynabookプレミアム保証を申し込むことによって保証することができます。

これがあれば、水没や衝撃などちょっとした不注意による故障にも無償保証で対応することができます。

とはいえ、dynabookのノートパソコンは新しいモデルだとスペックにもよりますが、安いものでも120,000円前後します。そこに5年のプレミアム保証を付けると税込みで150,000円前後。なかなか高い買い物になりますよね。

また、メーカーでの修理は混みあうことも多く、修理に出してから手元に戻るまで時間がかかってしまうこともしばしば。そうなると無償保証をつけていても不便を感じてしまいますよね。弊社では水没に対する修理もメーカー修理よりも安く対応しています。高い保証サービスに入る前に、弊社での修理もご検討いただけたらと思います。

パソコンの操作に関するサポート

Windows10やアプリの使い方やパソコンの操作方法に迷った場合、dynabookでは3つのサポートで購入者の問題を解決します。

Webサイト

参考:dynabookサポート

dynabookサポートサイトでは、dynabookのパソコンを購入した人の疑問が解決できるよう、よくあるご質問(FAQ)や問い合わせ先一覧、初心者お役立ちコンテンツなど様々なコンテンツを用意しています。分からないときはまずはサポートサイトで解決できないか確認してみましょう。

電話サポート「使い方相談」

dynabookサポートサイトで解決できなかったら、dynabookあんしんさぽーとにて操作方法を相談することができます。使い方相談を利用の場合は、電話する前に「Room dynabook会員登録」が必要となります。

参考:Room dynabook会員登録

電話サポートは、購入から約5年間は無料で受けることができます。5年以降は有料となりますのでご注意ください。

遠隔支援サービス

参考:dynabookサポート

WEBサイトでも電話サポートでも問題解決できなかった…そんなときでもご安心ください。dynabookでは、インターネットを経由して、dynabookのサポートスタッフが問い合わせ先のパソコンにアクセス。遠隔支援でパソコン操作の説明を行います。
電話での説明とともに、パソコン画面に操作指示が表示されるので、難しく思える操作も簡単に理解できますよ。

こちらのサービスも電話サポートと同じく、購入日から5年間無料で何度でも利用することができます。遠隔支援サービスを利用するには、「Room dynabook会員登録」が必要となりますので忘れずに登録しましょう。

参考:Room dynabook会員登録

パソコンの処分に関するサポート

古い東芝製のパソコンを処分したい場合、dynabookリサイクルセンターにて回収を行います。回収方法は、WEBでの申し込み、電話での申し込み、FAXでの申し込みの3つの方法があります。いずれの申し込み方法もパソコンの製造番号を尋ねられるので、パソコンの裏側にある製造番号を控えておきましょう。

WEBサイトでの申し込み

WEBサイトの申し込みフォームにより、リサイクルの申し込みをすることができます。リサイクルするパソコンが複数台ある場合は1台ずつ申し込みをしなければならないので、ご注意ください。

参考:dynabookリサイクルセンター

電話での申し込み

以下の電話番号にて、リサイクルの申し込みを受け付けています。受付時間が決まっていますので、ご注意ください。

dynabook リサイクルセンター

TEL :043-303-0200
受付時間 10:00~17:00
(土・日・祝日、当社指定の休日を除く)

FAXでの申し込み

リサイクル申し込み書に必要事項を記入し、以下のFAX番号にて送信します。FAXでの申し込みの場合、手続きに時間がかかる場合があるので、ご注意ください。

参考:弊社製使用済パソコンのリサイクル申込書

dynabook リサイクルセンター
FAX :043-303-0202

パソコンの回収方法について

dynabook リサイクルセンターでパソコンのリサイクルを申し込んだ後は以下の流れでリサイクルするパソコンを郵送します。

《パソコン回収方法》

1. dynabookリサイクルセンター専用のエコゆうパック伝票が届く
・PCリサイクルマークがついているPC(無料回収)…申し込みから7日前後に伝票が届く
・PCリサイクルマークがついていないPC(有料回収)…支払い後約7日~2週間後に伝票が届く
2. リサイクルするパソコンを梱包
3. 郵便局に持ち込みまたは集荷してもらう

パソコンの処分なんて面倒くさい、自治体の不燃ごみで回収できないの?と思われるかもしれませんが、2003年「資源の有効な利用の促進に関する法律」の施行によりパソコンは自治体で回収できません。
PCリサイクルマークのついている東芝製のパソコンは、無料で回収してもらえるので、上記の方法で責任をもって処分しましょう。なお、パソコンを回収する前にはデータの消去を忘れずに行ってくださいね。

《PCリサイクルマーク》

まとめ

dynabookのサポートサービスは主に5つのサービスに分けられます。

● 購入前に受けられるサポート
● パソコンの故障や修理に関するサポート
● パソコンの操作に関するサポート
● パソコンの処分に関するサポート

その中でも特に注目すべきなのが、故障や修理に関するサポートです。dynabookのパソコンは製品によって無償保証が2年間であることはもちろんのこと、追加費用を払うことで最長5年まで100%無償保証をしてくれる延長保証や水没や衝撃による故障にも対応するプレミアム保証というサービスもあります。

ですが、これらの保証金は意外と高く、パソコン購入時の負担を大きくしてしまいます。また、保証期間が過ぎた後の有料修理は高額で、基本工賃だけでも14,000円ほどかかってしまいます。パソコンを長く使いたいだけなのに追加料金や高い修理料金を払わないといけないのは納得いきませんよね。

弊社に修理を依頼すれば、dynabookと同じ内容の修理を安い費用で行うことができます。2年間の保証期間が過ぎ、故障して困った場合でもすぐに対応できますよ。修理が必要な際は、是非ご検討ください。

※記事内の商品価格は弊社にて確認した時点の価格を表記しております。金額や内容の詳細は公式サイトをご確認ください。

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