パソコンにもブランドがある! どんなブランドのパソコンを選ぶべき?

パソコンにもブランドがある! どんなブランドのパソコンを選ぶべき?

パソコンを購入するとき、どのようなポイントを重視して選ぶかは重要です。
使用目的によって必要となるパソコンの性能や、インストールされているソフト、保証やサポートサービスなどが違うためです。

そんなとき、パソコン選びの大きな指標となるのが、ブランドです。
衣服やバッグにブランドが存在しているように、パソコンにもいくつものブランドが存在しています。

ここから先では、国内メーカーのパソコンブランドを2つ、海外メーカーのパソコンブランドを1つ紹介します。

最初に紹介するのは「富士通・LIFEBOOKシリーズ」についてです。
富士通は国内のパソコンメーカーとしては古くから活動しているメーカーということもあり、使用に安心感があるのが特徴の1つです。
そんな富士通によって販売されているLIFEBOOKシリーズがどのような特徴のあるブランドなのかを紹介します。

2つ目に紹介するのは「マウスコンピューター・G-TuneとDAIVシリーズ」についてです。
マウスコンピューターは新進気鋭のパソコンメーカーで、主にBTOパソコンを取り扱っています。
BTOというのはビルド・トゥ・オーダーの略称で、受注生産のことを指しています。
様々な性能のパソコンを扱っているため、目的によって選ぶことができるのがメーカーとしての強みの1つです。

ここでは、そんなマウスコンピューターによって販売されているブランドから「G-Tune」と「DIAV」の2つのシリーズについてそれぞれ紹介します。

最後に紹介するのは「hp・ワークステーション」についてです。
hp(ヒューレット・パッカード)は2000年代初頭から活躍している海外のパソコンメーカーです。
2015年にはパソコン分野で世界2位、サーバーマシン分野で世界1位の売上を記録しているなど、シェアの高さが特徴です。

今回ピックアップした3つのメーカーは、数多くあるパソコンメーカーの中では一部に過ぎません。

今回は
・使いやすさ
・選択肢の幅
・信頼など
 の要素からこの3つを選出しました。

富士通・LIFEBOOKシリーズの特徴は?

富士通は、日本で最高の性能を誇るスーパーコンピューター、「京」を理化学研究所との共同開発で作ったことで知られるメーカーです。
創業は1923年で、国内メーカーの古河電気工業と、ドイツメーカーのシーメンスが発電機を開発するための会社として設立されました。

その後は通信機の製造などによって培ったノウハウからパソコンの製造業を一大事業とし、現在に至るまでいくつものパソコンを輩出しています。

今回紹介するのは、そんな富士通のパソコンブランドの1つである「LIFEBOOK」シリーズについてです。
LIFEBOOKは富士通のノートパソコンブランドで、ノートパソコンとしてのメリットである「持ち歩いて使える」点を重視しています。

特にLIFEBOOKシリーズで重要視されているのは重量で、軽量化を図ることによって気軽に持ち歩けるように設計されているのが特徴です。
LIFEBOOKには以下の5つの機種があり、それによって細かい特徴が違っています。

・子供のはじめてのパソコンに、LHシリーズ
・使い心地を最優先、AHシリーズ(ハイスペック)
・快適で価格も控えめ、AHシリーズ(ベーシック)
・世界最軽量、持ち運びに適したモバイルノート、UHシリーズ
・耐久性を高め安全使用が可能、SHシリーズ

子供のはじめてのパソコンに、LHシリーズ

LHシリーズは、2020年以降小学校のカリキュラムに加わることが決まったプログラミング教育を家庭でサポートできるようなパソコンを目指したノートパソコンです。

子供が使用することを目的としているため、ペアレンタルコントロール機能に重きが置かれています。
ペアレンタルコントロールというのは、両親がパソコンの使用機能を一部制限できるシステムです。
例えば年齢制限のあるウェブサイトへの接続などを禁止することができます。

使い心地を最優先、AHシリーズ(ハイスペック)

AHシリーズ(ハイスペック)は、そのシリーズ名通り、高い性能をもたせたシリーズです。 多くのソフトウェアを快適に使用できるように構築されています。

例えばCPUはIntel Core i7-8565Uが使用されています。
ゲームや動画編集のような高処理を要求される作業でも十分な処理速度を発揮できるCPUです。

さらにメモリは最低で8GB、最大で32GBまでラインナップされています。
ゲームや動画編集のような重いソフトを動かすことが目的なら、多く積んでいるものを選べるようになっています。

ストレージ容量も128GBのSSDと1TBのHDDが併設されているため、多くのデータを保持できます。

快適で価格も控えめ、AHシリーズ(ベーシック)

AHシリーズ(ベーシック)は、パソコンを使い慣れていない人でも使用しやすいような設計を目指しているシリーズです。

文字入力に使用されるキーボードは、長時間使用しても疲れにくいような設計がされています。
親指で押し込むキーは重く、人差し指・中指で押し込むキーは少し軽く、薬指・小指で押し込むキーは軽く設計されています。
この3段階の押下圧設定によって、押しにくい場所のキーも押しやすくなり、打鍵感が軽やかになります。

また、音楽や写真などをクラウドで保存できる仕組みを用意しているため、スマートフォンなどとの連携に優れています。

世界最軽量、持ち運びに適したモバイルノート、UHシリーズ

UHシリーズは、持ち運びで使用することを念頭に置き、ともかく軽さを追求しているシリーズです。
シリーズの1つである「UH-X/C3」は、総重量698グラムまで軽量化に成功しており、これは2019年1月現在世界で最も軽量です。

軽くするだけでなく、全体を同一色でまとめるユニカラーデザインで、スタイリッシュなデザイン性の実現にも成功しています。

耐久性を高め安全使用が可能、SHシリーズ

SHシリーズは、耐久性を高めることによって外出中により安心して使用できるようにしているシリーズです。

このシリーズは、以下のような耐久度試験によって堅牢性が確認されています。
・高いところから落ちた時の耐久性を確認する落下試験
・押しつぶされるように荷重が掛かった時の耐久性を確認する全面加圧試験
・一点に強い力がかかった時の耐久性を確認する一点加圧試験

これらによって、76センチの高さからの落下、200キログラム重までの全面加圧、35キログラム重までの一点加圧耐久性を確保しています。

マウスコンピューター・G-TuneとDAIVシリーズの特徴は?

マウスコンピューターは、ここ数年で急成長しているBTOパソコンメーカーです。
BTO形式を取ることでユーザーの目的に合わせて選択ができるようになっているのが特徴です。

そんなマウスコンピューターのパソコンブランドとしては、「G-Tune」と「DAIV」の2つがあります。

ゲーミングパソコンブランド、G-Tune

G-Tuneは、マウスコンピューターのゲーミングパソコンブランドです。 デスクトップパソコンとノートパソコンの両方がラインナップされているため、好きな方を選ぶことができます。 性能の幅も広く、その世代の最高性能と言えるようなものから、少し性能は低くなるものの価格を抑えたものまで選べます。 現在の最新の3Dゲームだけでなく、今後販売されるであろう高性能を要求されるような3D、VRゲームに対応したような性能のものも多く見られます。 例えば、ハイエンドマシンの1つとしては以下のような性能のものがあります。

CPU、グラフィックボード、メモリ容量のいずれも高水準です。
2019年4月現在のゲームでこの性能のパソコンで動かないなら他のパソコンでもまず動きません。

特にグラフィックボードとして採用されているGeForce RTX2080Tiは2019年4月現在、最新のものです。

クリエイターパソコンブランド、DAIV

DAIVは、マウスコンピューターのクリエイター向けパソコンブランドです。
特に動画や3D制作などのクリエイトを行いたい人に向けた性能のものが揃えられています。

動画作成や3D制作、イラストレーションなどの様々なソフトウェアを販売しているAdobe製品に適したパソコンを提案できる資格を有しています。
そのため、どのような目的のために使用したいのかによってサポートを受けやすいというメリットがあります。

どのようなものをクリエイトするのかからパソコンを選べるようになっているのが特徴の1つです。
イラスト、音楽、写真、映像、3DCGなどの項目から目的とするものを選ぶことで、適したパソコンを案内してくれます。

そのため、パソコンの性能についての知識があまりない人でも問題なく購入ができます。

hp・ワークステーションの特徴は?

hpは2008年から2018年までの11年間に渡って、ワークステーション部門で国内シェア1位を獲得してきたパソコンメーカーです。
ワークステーションシリーズはクリエイト向けのノートパソコンで、特にhp独自のソフトウェアによってその使用感を向上させています。

hp独自のソフトウェアとしては、以下の2つがあります。
・リモートアクセスで3Dクリエイトが可能になる「hp remote graphics software」
・システムの自動更新で負担を減らす「HP Performance Advisor」

リモートアクセスで3Dクリエイトが可能になる「hp remote graphics software」

hp remote graphics softwareは、デスクトップパソコンにノートパソコンやタブレットからリモートアクセスをするためのソフトウェアです。
離れた場所からでもデスクトップパソコンを操作できるため、3DCGの操作や閲覧が可能になります。

プレゼンのためにも使いやすい画面共有システムで、ビジネス面でも有用です。

システムの自動更新で負担を減らす「HP Performance Advisor」

HP Performance Advisorは、パソコンにとって最適な構成を自動更新してくれるプログラムです。

ディスプレイへのグラフィック表示を最適化するために必要な、ドライバーを自動更新する機能があります。
また、アプリケーションごとの使用メモリ状況やCPU使用状況などをモニタリングする機能があり、管理に役立ちます。

これにより、安定性やパフォーマンスを最善の状態に自動で保ってくれるため、管理の手間を大幅に減らすことができます。

パソコンブランドのまとめ

パソコンの購入の際、どのようなブランドのものを選ぶのかは重要なポイントとなります。
自分の使用目的から、どのようなパソコンブランドが適しているのかを考えて選択するようにしましょう。

※記事内の商品価格は弊社にて確認した時点の価格を表記しております。金額や内容の詳細は公式サイトをご確認ください。

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